チケットの不正転売規制法に満足できない。問題は高額転売だけじゃない。

どうもー、東京都在住・熊本県出身、わさモンでーーーす!

やっとみなさんが待ち望んでいたであろう法律が成立しましたね!

チケットの不正転売規制法成立へ 今国会にも、五輪見据え

ただ、わさモンはチケットの転売や譲渡にはこれだけじゃ解決できない問題があると思ってます。

今回はこの法律に関する概要とチケットの譲渡や転売で解決されてない問題について書きたいと思います。

チケットの不正転売法の概要

今回成立された「ケットの不正転売規制法」は、ライブやコンサート、スポーツや劇などのあらゆるイベントのチケットの高額転売を禁止する法律となっています。

*正確には「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案」ですが、ここではわかりやすく「ケットの不正転売規制法」と記載します。

ここで言う高額とは、「定価よりも高い値段」のことを指しています。

そのため、ライブに行く予定していただったけど急用や病気で行けなくなった時に定価以下でチケットを他人に譲ることは法に触れることはありません。

「定価以下であれば誰にでも好きな人にチケットを譲ることができる」ってことですね。

「今までもチケットの高額転売は違法じゃなかったの???」と思う方がいるかと思いますが、現状は都道府県が定める「迷惑防止条例」くらいしかなかったんです。

この「迷惑防止条例」が何かっていうと、会場付近などの公共の場 (オフラインの世界) でチケットを売り捌く行為を禁止すること。

高額転売自体を禁止するのではなくて、あくまでその過程の行為を禁止していたんですね。

よく会場付近にいる「余ったチケット買いますよ〜」「チケット余ってますよ〜」って言ってるおっさん達はこの条例によって裁くことができたんです。

が、一方でネット上の高額転売はグレーゾンとして見過ごされてきたわけです。

Twitterや転売サイトを通して高額で転売することは実質違法として裁くことができなかったんですね。

でもたまに「高額転売で逮捕!」ってニュースで見ることあったと思います。

例えば、最近だとELLEGARDENのチケットを高額で転売 不正転売禁止法の施行待たず逮捕

こういった逮捕は、実は高額転売として逮捕しているわけじゃないんですよ。

記事の中にも記載がありますが、

転売目的を隠したチケットの入手行為を「詐欺」と捉え、逮捕に至っている

ということで、高額転売ではなく、あくまで「詐欺」です。

このような「詐欺」として逮捕するのってたぶん難しいんですよね。

客観的に「転売目的でチケットを入手したのかどうか」がわからないから。

行く予定だったと言われれば、複数枚持っていても家族の分だ友人の分だって言われると何も言えなくなっちゃいますからね。。。

そんなわけで

  • ネット社会が進むにつれて高額転売が加速する
  • 2020年に東京オリンピックが開催されることが決まって高額転売を見離せない
  • 現状のままでは法律で裁けない

といった経緯で「高額転売自体を法律で禁止しよう!」と今回の法律が成立されたんですね。

未だ残された問題

これまで「高額転売自体を禁止とした法律」について書いてきました。

この法律は素晴らしいものですね。

じゃあ、「チケットの譲渡や転売に関する問題は全部解決じゃない?」と思いますよね?

今後もどうにか法律をくぐって高額転売をする人がいるのではないか、この法律がきちんと機能して高額転売が減るのかといったような疑問はありますが、一応法律が成立されたということで高額転売は一旦置いときましょう。

わさモンが問題視しているのは別のことです。

それは、実は先ほども書いたんですが、現状では「定価以下であれば誰にでも好きな人にチケットを譲ることができる」ということです。

「は?こいつ何言ってんだ?」と思う方がたくさんいらっしゃるだろう。

でも冷静に考えてみてください。これって実はずるいんですよ。

何がずるいか解説します。

「友達が多い人、Twitterのフォロワーが多い人がライブに行ける確率が高くなる」

これに限ると思います。

例えば、人気なライブがあったとしましょう。

そのライブには1人4枚まで応募できる。

A, Bさんは、それぞれ別の友人と2人でそのライブに行こうとしました。

この場合、2人とそれぞれの友人の計4人がそれぞれ4枚ずつ申し込めば、みんなが行ける確率は誰か1人でも当たれば良いので15/16。

一方で、Cさんは友人と2でそのライブに行こうとしてました。

この場合、Cさんと友人の計2人がそれぞれ2枚ずつ申し込むので、行ける確率はどちらかが当たれば良いので3/4。

明らかにCさんよりもA, Bさんの方がライブに行ける確率が高いですよね。

さらに、こんな例を挙げなくても、友人が100人いるA, Bさんが全員にチケットの抽選に手伝ってもらえば友人が1人しかいないCさんに比べてライブに行ける確率が高いのは間違いありません。

しかもこれの厄介なところが、ネット社会になっていること。

よくTwitterで「チケット譲ってください」ってツイート見ません?

あれって普通に考えてフォロワー多い人が有利に決まってるんですよ。

フォロワーが多い方が拡散してもらえるし、余ってるチケット見つけてもらえるし、そもそも抽選に手伝ってもらえる人数も多くなる。

友達が少ない人の方がライブに行けないって不平等じゃないですか?

みんな何も思わないでTwitterとかやっちゃってるんですか???

解決策

この問題の解決策って簡単なんですよ。 (コストの話は置いといて)

全部公式のリセールを通さないとチケットを譲渡できないような仕組みがあれば解決できるんですよね。

  • 全員に対して身分証をチェックする
  • 同行者に対しても事前に個人情報を登録させる
  • チケットの譲渡はリセールのみ有効

こんな仕組みあったらって思いません?

実はもう普通にあるんですよ。

AIR JAMっていうHi-STANDARD主催のフェスで。

京都大作戦っていう10-FEET主催のフェスで。

さすが大御所のバンドって感じですね。

高額転売を防ぐことが始まりだとは思いますが、この仕組みが1番平等な仕組みだとわさモンは思ってます。

たまに「転売屋のせいでチケットを譲ることがめんどくさいことになった」みたいなツイートを見ることもあるんですけど、それってめんどくさいだけが理由ですか?って思っちゃう。

確かにめんどくさいって理由はわかるんだけど、そうじゃなくて「好きな人にチケット譲れないのが嫌だ」って風に感じちゃうんですよ。

でも、それってずるいから。

自分が行きたいチケットは自分で当てるべきなんだよね。

極論しちゃえば、俺が人気のライブのチケットを全部確保して、それを好きなフォロワーに定価で譲ってたらみんなどう思うか?ってことだ。

定価で譲れば違法にならないんだよ。

でも、それってやっぱ違うじゃん?

もちろんコストがかかることや、直近に行けなくなってチケットのリセールに出せなくてチケットやお金が無駄になるということもあると思いますが、もっとこの仕組みが全部のライブやイベントに広まって欲しいと思いますね。

ちなみにわさモンもチケットは普通に行けなくなったら誰かに譲るし、行きたいけどチケットなかったら誰かに譲ってもらいます。

俺だってずるいよ。

でも、だからこそちゃんと自分が当てたチケットしか使えない仕組みになって欲しい。

まとめ

  • チケットの不正転売法が成立されて、高額転売が違法に
  • 定価以下であれば誰にでも好きな人にチケットを譲ることができる
  • 「定価以下であれば誰にでも好きな人にチケットを譲ることができる」ことは、不平等を生むため、そこにも規制が必要なのではないか

以上、チケットの不正転売法に関する概要とチケットの譲渡や転売で解決されてない問題でした!